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2015年のケーシー・ストーナー、2016年のニッキー・ヘイデンと、MotoGPチャンピオン経験者をチームに迎え入れ、鈴鹿8耐勝利を目指したMuSASHi RTハルク・プロ。しかし2014年の勝利以来、表彰台にすら上れない状況に、スタッフは悔しさを募らせる。 次こそは。 その悔しさが、翌年のチャレンジへの糧となるのが勝負の世界だが、スタッフの心の中にはある想い、渇望ともいうべき感情が起きていたのも事実。

ライダーを育て、スタッフを育て、そうした人材育成も勝利を目指すレースの中で並行して行ってきているMuSASHi RTハルク・プロ。そんな『チームのエースライダー』で、もう一度勝利を目指したい。現在のチームのエースライダーと言えば高橋巧だが、もう一人、このチームから世界へ羽ばたき、そこで活躍しているライダーがいる。

そう、中上貴晶だ。

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鈴鹿8耐のレース自体への参戦経験は無いが、速さと経験は十分。気心の知れたチームに迎え入れ、遠ざかっている表彰台の中央を、一緒に目指したい。 そしてそれが2017シーズン、実現することとなった。まだ第3ライダーは決まっていないが、文字通りMuSASHi RTハルク・プロ総力を挙げた戦いが、今年の鈴鹿8耐でできることになった。 マシンも大幅なポテンシャルアップが図られた2017モデル。 今年の634から目が離せない。

2017年3月24日に、東京ビッグサイト内東京モーターサイクルショー会場内で開催された鈴鹿8時間耐久ロードレース記者発表会。その場で、今年のレースにMuSASHi RTハルク・プロから、Moto2ライダーである中上貴晶が参戦することが発表された。

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チーム監督の本田重樹から「チームを卒業し、世界で戦っている中上をチームに迎え入れ、戦うことになりました。まだ第3ライダーは各方面と調整中ですが、こちらも決まり次第、ご報告します。マシンも新しくなり、ライダー面でも充実した体制で、遠ざかってしまっている表彰台中央をねらいにいきます」という力強い言葉がコメント出た。