いよいよ鈴鹿8耐レースウイークがスタートした。
毎年、灼熱の中で行われるこのレース。特に今年は、平均気温を大きく上回る暑さが今年は日本列島を襲っており、激しい暑さが予想されていたが、直前になって台風12号が太平洋上に発生。週末には本州に接近、上陸の恐れがあると予報では言われている。
26日早朝には鈴鹿地方をゲリラ豪雨が襲い、多少ウエットパッチが朝まで残るコンディションとなった。結果的に今日26日は、最高気温32度とテスト時よりは4度から5度ほど低い気温となった。
今日の走行は午後13時30分から1時間、15時45分から45分間、16時45分から45分間の3セッションが予定されていたが、1本目のセッションで赤旗が2回出てしまい、その影響で2本目は15時50分から45分間、3本目は16時50分から45分間とされた。

FP1 #634 2’10.214 10番手
FP2 #634 2’9.551. 9番手
FP3 #634 2’8.379. 3番手

本田重樹総監督
「いよいよレースウイークに入って初めてのプラクティスとなりました。今日はFP1、FP2、FP3と三回のセッションを走りましたが、ドミニク・エガータは事前テストでウエットしか走行ができず、実質ドライは今日が初めてとなりました。でも先週、ランディ・ド・プニエが事前テストに参加してくれて、ドライセットでウチのバイクに乗ってくれていて、バイクの素性をすごくよく理解してくれていたので、セッティングに関してもランディのアドバイスがドミニクにはとても有効となり、作業を進める上でとても助かりました。各部を少しずつ詰めていった結果、今日の目標値である2分7秒台に入れることはできませんでしたが、概ね初日としては及第点です。三人のライダーの合わせ込みという作業的にはかなり進んだかな、という手応えを感じています。これで明日以降の走行に弾みを付けられそうです。」

水野 涼
「先週の事前テストから少しコンディションが変わり、それに伴ってバイクのセッティングも結果的に大きく変わりました。それを詰めていったのですが、また違う問題も出てきてしまい、最後にランディとドミニクが走って良くなったみたいですが、未だ自分はそれを確認できていないので、明日はそこの作業からスタートします。未だぜんぜんタイムを出せていないのですが、自分の走りのリズムは悪くないですし、まずはタイムを出してチームに勢いを付けたいと思います。」

ランディ・ド・プニエ
「今日も良い一日でした。限られた時間を三人のライダーで走らなければならないため、十分な走行時間はありませんでしたが、それでもバイクのフィーリングはとても良かったし、もちろんまったく問題がないというわけではないですが、それに関しても解決策も見付けられているので、それは明日走って確認して、さらにバイクを進化させたいと思います。トップからも離されていないし、このままバイクを仕上げていけば、十分にトップのチームを超えることもできると思います。まだまだ速く走れる可能性を秘めているので、しっかりそこを詰めていきます。」

ドミニク・エガータ
「かなりの暑さを覚悟していたけど、今日はそれほど高い気温にはなりませんでしたね。過ごしやすかったです。事前テストで二日間乗ったけど、残念ながら両日ともにウエットコンディションで、今日が初のドライ走行となりました。でもランディと涼がテストで良い仕事をしてくれたので、数ラップしただけでバイクの仕上がりの高さを感じることができました。その手応えがあったので、そこから攻めていきましたが、まったく不安なくタイムを詰めていくことができました。もっとバイクは良くできるはずだし、三人とも良いペースで走れているので、明日の計時予選、明後日のトップ10トライアル、そして決勝と、本当に楽しみです。私のポテンシャルの高さ、ホンダのバイクの速さ、チームの総合力の高さを、良いレース結果を出して日本のファンの皆さんにお見せしたいと思います。」

明日は午前中に2時間のフリープラクティスを行い、午後には各ライダー2回ずつの予選セッションが行われる。明日の天気予報は曇りのち晴れで、最高気温は今日と同じ32度。土曜日は降雨確率80%、日曜日は70%となっている。どんな週末になるのか、天気予報からも目が離せない状況となっている。