3月19日(金)に栃木県・ツインリンクもてぎで、2020シーズンのMuSASHi RT HARC-PRO.が始動しました。

当初の予定では、新型となったCBR1000RR-R のST1000仕様、JSB1000仕様の2種類のシェイクダウンテストを行う予定でしたが、準備の関係からST1000車両のみの走行となりました。

ライダーは昨年のJ-GP2チャンピオン名越哲平。ツインリンもてぎは天候に恵まれ、20度を超える暖かさの中で順調に初テストを行うことができました。来週25日(水)・26日(木)に今度は場所を鈴鹿へ移し、名越に加えて水野 涼も加わり、さらにテストを行います。

 

本田重樹監督

「名越は鈴鹿8耐やJSB1000のスプリントレースなど、1000ccでのレース経験があることから、今回のST1000初テストながら、具体的なコンプレインも出てきました。それに対して我々メカサイドは制御系、サスなどを中心にセットアップを進めて対応し、前に進むことができました。タイム的には今回初乗りということで目覚ましいものはなかったのですが、テストはまだ1回目。初めてのオートバイ、初めてのタイヤ、初めてのサスペンションとすべてが新しいパッケージの中、レースに向けて良いテストができました。来週にはさらに鈴鹿のテストがあるので、それに向けての良いデータ取りもできました。今シーズンも応援、宜しくお願いいたします。」

名越哲平

「去年のJ-GP2が終わって、今シーズンは1000に乗ることが分かっていたのでトレーニング内容も変え、1000ccのスプリントレースに対応できるよう準備を進めてきました。自分自身、1000ccのスプリントレースはもてぎで一度出ているので、その厳しさも痛感しているし、それを踏まえてトレーニングをしてきました。マシンが新型になるということでなかなかテストができず、フラストレーションを溜めた中での初テストでした。新型車両ということで、今まで熟成されたものではなく新しいバイクに対し、ハルク・プロという高い技術を持つチームがあり、しかも自分を含め、新型の1000を走らせるライダーがチームに三人いるというのはライバルに対して大きなアドバンテージだと思います。今日のテストは来週の鈴鹿テストに向けてシェイクダウンをメインに、無理せずということで、テスト項目を一つずつ確認して良いところ、問題点を抽出できました。まだまだ課題は多いので、シーズン開幕戦に間に合うよう準備を進めていきたいと思います。去年のJ-GP2チャンピオンという立場でST1000という新しいカテゴリーで戦うので、注目を浴びると思うけど焦らず、着実に新型CBRを自分のものにして、今後の鈴鹿8耐だったり海外のレースだったりというところを視野に入れながら取り組んで行きたいと思います。今まで耐久仕様の1000ccしか乗ってなくて、キット仕様は初めてだったけど、最初からすごく乗りやすく、もちろん制御系などセットアップを進めていかないといけない箇所はたくさんありますが、乗り始めとしてはすごく良かったと思います。GP2からの乗り換えも、そんなに苦労しないと思います。」