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全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 06

オートポリス(大分)

  • 開催日09月12日() - 13日()
  • コース全長4.674Km

秋晴れの下、オートポリス2&4開催

鈴鹿8耐から約1ヶ月半。シーズンの折り返しを過ぎ、いよいよ残り4レースの一つが行われる。第6戦の舞台は大分県日田市オートポリス。山間に作られた自然豊かなコースのため山特有となる天候の急変がいつも、ライダー、メカニックを悩ませる。今回は四輪との併催となる2&4。開催クラスはJSB1000クラスだ。MuSASHi RTハルク・プロは、レギュラーライダーである高橋 巧、浦本修充の二人で挑んだ。
予選
09月12日(土)
  • JSB1000 高橋巧 4
  • JSB1000 浦本修充 5

浦本が高橋を上回る好走を見せたQ1 ともにQ2へ進出

金曜のART合同テスト、翌日の予選と好天に恵まれ、安定したコンディションの下、予選も行われた。今回の予選は、40分間のQ1で上位10名を選び、Q2でトップ10の予選グリッドを決める、というノックアウト方式が採られた。 金曜日のテストでは、浦本が4番手に付け、好調さをアピール。高橋はタイヤのパフォーマンスをフルに活かすための新しいトライを行い、そのセットアップに時間を費やしたことから、6番手となった。2回目は浦本が3位、高橋5位。浦本は1分48秒992と、48秒台へ入れた。高橋は第2戦で自らが出したタイムを未だ超えられないが、着実にセットアップを進め、決勝へ向けて準備を進めていた。 予選Q1では、浦本5番手、高橋6番手でQ2へ進出。Q2では、高橋が1分48秒909で4番手、浦本1分48秒886で5番手。ともに2列目からのスタートとなった。
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決勝
09月13日(日)
  • JSB1000 高橋巧 4
  • JSB1000 浦本修充 -

序盤トップに出てレースを引っ張る高橋、4位でチェッカー 結果的に三日間とも好天に恵まれ、決勝は秋晴れの中で行われることとなった。

朝のウォームアップ走行では高橋が3番手に付け、決勝への準備が着実に進んでいるとことを証明して見せた。浦本も5番手に付け、レースへの期待が高まる。 いよいよレースがスタート。高橋はまずまずの飛び出しを見せ、3番手で1コーナーへ入る。対して浦本はやや出遅れてしまう。2周目の1コーナー飛び込みで高橋がトップに出ると、そのままレースを引っ張る。浦本はペースの上がらないマシンに前を塞がれ、7位から上がれない。このため、上位との差が序盤で付いてしまう苦しい展開となってしまった。 10周までトップを走った高橋だが、レース中盤となりタイヤが消耗してくると、ペースを維持するのが厳しくなってくる。この状態を後ろで見ていた中須賀克行選手が前に出るとペースアップ。なんとか付いていきたい高橋だが、思うようにタイムを上げられない。12周目3位、さらに14周目には4位にポジションダウンしてしまう。前を塞がれてしまった浦本は1分51秒台とスローペースでの序盤となってしまったが、4周目49秒台に入れ、さらに49秒前半までタイムを上げていく。これはトップ争いよりも速いペースのため、前との差はどんどん詰まっていく。16周目に6位まで上がり、さらに前を追ったがこれが裏目に出てしまい、17周目の1コーナーでオーバーラン。マシンを押さえきれず、転倒してしまった。 最後までなんとか前に出ようとトライし続けた高橋だが3位のライダーと、それぞれの速い場所と遅い場所が異なることから、思うように前に出られない。そのまま、4位でチェッカーとなった。
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TEAM COMMENT

本田重樹監督
「8耐明け初のレース、巧とナオは万全の体調でレースに臨みました。ART走行まではナオが絶好調でした、巧はスペアマシンを使いベストセッティングを探り続けました。予選は巧・ナオ5位6位と初めて横並びになり、8耐以降のナオが一皮剥け、レースが楽しみになりました。決勝では巧が積極的に前に出てライバルを抑えましたが、レース後半に折り返すところで抜かれ、2位キープに努めましたがヘヤピンでミス。4位に落ち、そのままの順位でゴールとなりました。ナオは序盤出遅れましたが、追い上げ6位まで上がった時に痛恨のスリップダウン。追い上げていただけに残念な結果でした。」
堀尾勇治チーフメカニック
「苦しいレースウイークのスタートで始まり、最後までその状態は変わらずに終わってしまった感じです。連勝して速さ、強さを見せている中須賀選手を超えようと、マシンの作り方、タイヤの使い方など新しいトライをし、少し進歩できたのですが、それ以上にライバルが前に進んでいる、という状況です。とは言え、2年前、3年前の自分たちと今を比較すると、スピードも大きく出ているし、進化できています。さらに大きくステップアップできるよう、努力を続けます。」
高橋 巧
「厳しい状況の中でベストを尽くそうと、決勝ではとにかく前に出て、行けるところまで行こうと決め、それを実行しました。途中、中須賀さんに抜かれたのですが、その後で抜けるチャンスがあったのでトライしたら、中須賀さんのマシンのフロントタイヤと背中が接触。レースの後で見てみたら、ツナギにタイヤの跡が残っていました。できる限りの走りをしてみたのですが、4位で終わってしまいました。最低でも表彰台には上がりたかったので残念です。」
浦本修充
「今回のレースの目標は、予選で2列目までに入り、決勝ではトップグループに最後まで付いていく、というものでした。予選は5番手で2列目に入ってそれをクリアできたのですが、決勝ではスタートを失敗したことから前を塞がれてしまい、トップグループから離されてしまいました。それでも周回を重ねる毎にペースを上げることができ、常にトップグループを視野に入れながらレースができたのは大きな自信になりました。後で考えてみれば、物理的に2位争いのグループに追い付くのは難しかったので、落ち着いて5位争いの先頭に出ることだけ考えれば良かったのですが、とにかく先頭集団に追い付こうということだけ考えてプッシュし続け、それがいきすぎてしまいました。次はスタートでミスせず、しっかりと走りたいと思います。」
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