武蔵精密工業は「MuSASHi-RT HARC-PRO」のメインスポンサー企業です。チーム情報・レース開催情報・レース結果などを発信しています。
全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 02

鈴鹿サーキット(三重県)

  • 開催日04月21日() - 22日()
  • コース全長5.821Km

安定したコンディションでの鈴鹿2&4

4月21日・22日に、三重県鈴鹿サーキットで全日本第2戦が行われた。このレースにMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから水野 涼が参戦した。 例年どおりこの第2戦は2&4スタイルが採られ、四輪のスーパーフォーミュラと同時開催となる。フォーミュラカーのタイヤは路面にゴムを擦り込むような作り方がされていることから、二輪のライダーにとっては非常にやっかいなコースコンディションとなる。チームはレースの1週間前にメーカーテストに参加。ここ鈴鹿は今年からJSB1000クラスを走る水野涼にとって、3月上旬のテスト走行も行い、さらに遡ると昨年の鈴鹿8耐で走り込んでいるコースでもあることから、今ひとつ速さを見せられなかったもてぎからの流れを大きく変えるチャンスとなる。そうした期待を持ちながら事前テストを行ったが、いくつか宿題を抱えた状態でレースウイークすることとなった。 また今回のレースウイークから二輪専用シケインがネーミングライツで「MuSASHiシケイン」とされ、お披露目となった。
予選
04月21日(土)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 水野 涼 13/13

決勝はともに13番グリッドを獲得

第1戦は寒さと雨による不安定なコンディションに振り回されてしまったが、第2戦は25度から30度という暖かさの中で全セッションを行うことができた。ドライでのセットアップを進めたい水野とチームは走行してはピットインを繰り返す。今回のレースは鈴鹿8耐の参戦権を得るトライアウトも兼ねていることから、多くのスポット参戦があり、全走行は二つのクラスに別けて行われた。A組となった水野は金曜日のART同号テスト1本目が2'8.282の組4番手でスタート。2本目は2'8.656でこの結果、初日はオーバーオールで8番手となった。 土曜日は午前中に30分間の計時予選が行われ、午後に第1レースとなる。予選で水野は2'78.386のタイムを記録。このタイムが第1レースのスターティンググリッドとなり、13番グリッドを獲得。セカンドタイムが28.880のため、第2レースも13番グリッドからスタートすることとなった。
決勝
04月22日(日)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 水野 涼 11/11

決勝はともに11位。徐々に向上の兆しが

第1レースは順調にスタートを切り、オープニングラップを7位で戻ってくる水野。2周目に2'08.951とタイムを上げ、さらに順位を上げたいところだったが、3周目2'09.308、4周目2'09.739とペースが上がらない。そのためにポジションも、4周目8位、5周目9位と下がっていく。結局、中盤以降は2'09台から10秒台前半でのラップとなり、11位でゴールとなった。 今ひとつ、シーズン最初のテストで見せていた速さが見せられなかったチームは、その仕様に戻し、翌日朝のウォームアップ走行を走る。タイムアップを期待したのだが、2'09.314で13番手と今ひとつ。 さらにセットアップを進め、臨んだ第2レースは、オープニングラップ11位でスタートし、4周目10位、8周目9位と順位を上げることに成功。ペースも2周目から連続して8秒台でのラップができていたが、7周目で9秒台へ落ちてしまうと、そこからもう一度上げることはできず、11位でゴールとなった。

TEAM COMMENT

本田重樹監督
「今回はレース1、レース2ともに同じような内容になってしまいました。タイム的にはレース1からレース2に向けて、セッティングを変更したことが功を奏した部分はあったのですが、レース中盤から後半にかけてガソリン残量が少なくなり、バイクが軽くなってきたところで問題が出てしまい、結果としてタイムを落とすことになってしまいました。せっかく序盤のペースを上げることができただけに、そこは残念です。シーズン前のテストのときの良い状態を再現することができず、残念な結果になってしまいました。事後テストができるので、そこでしっかり検証し、次のレースに繋げていきたいと思います。今回もたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。次も頑張ります。」
堀尾勇治チーフメカニック
「前進させようとチーム一丸となって臨んだ第2戦鈴鹿だったのですが、厳しいレースになってしまいました。セパンテスト、鈴鹿テストとライダー的に乗り始めの状態としてはかなり良いリズムで走れていたのですが、鈴鹿のテスト中の転倒後、それを崩してしまい、なかなか取り戻せずにいます。チームとしてもライダーのサポートになるよう、あれこれマシンの仕様を変えたりしてトライし続けているのですが、それがタイムに繋がりません。この状態を抜け出すには、やはりライダーに良い走りのリズムというものを取り戻してもらうしかなく、それには豊富なデータを持っている状態で走ってもらい、その状態で一定のタイムが出たところで初めて、次のステップへ進むのがベターではないかと感じています。残念ながら次のオートポリスのレース前にはテストがないので、データのある仕様でライダーに乗ってもらい、そこからどう進めていけば良いか、その先のパターンを複数用意して、レースウイークに良い方向へ持って行こうと思います。」
水野 涼
「セパンテスト、日本に戻ってきての鈴鹿テストと良いフィーリングで乗ることができていたのですが、途中で転倒をしてしまい、そこで流れが大きく変わってしまい、前の状態になかなか戻せずにいます。転倒する前までは、2'07秒台で安定して走ることができており、6秒台も見えていたのに、このレースウイークでは2’08秒台がやっとで7秒台にも入れられないというのは自分としても不思議で仕方ありません。今のレースタイムが精一杯走ってのものなら受け入れますが、そうではないので、精一杯チャレンジした感じがまったくなく、不完全燃焼です。今回は事後テストができるので、そこでいろいろトライしてみて、流れを本来のところへ持って行きたいと考えています。」
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