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全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 02

鈴鹿サーキット(三重県)

  • 開催日04月22日() - 23日()
  • コース全長5.821Km

JSB1000開幕戦

全日本第2戦鈴鹿2&4が、4月22日から24日まで三重県鈴鹿サーキットで開催された。開催クラスはJSB1000クラスのみ。このクラスは第1戦で行われなかったため、今回のレースがJSB1000にとっての開幕戦となる。今回のレースにMuSASHi RTハルク・プロから高橋巧が参戦した。1週間前にテストが行われ、三日間走行。さらに開幕戦ということで通常より一日早く、レースウイークは木曜日からスタートした。今年、ニューマシンとなり、さらに全日本のルールが変わってこれまで使用してきた16・6インチタイヤが使えず、17インチとなった。チームは事前テストから積極的に走行を重ね、新型マシンとタイヤのセッティング作業を進めていった。
予選
04月22日(土)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 高橋 巧 2

予選2番手を獲得!

レースウイークは金曜日の午後だけ雨予報が出ていたが、結果的にドライで全スケジュールを消化することができた。しかし今回のレースは2&4スタイルであることから、四輪フォーミュラカーの走行も行われ、特に気温の上がる午後のセッションではタイヤのラバーの影響を大きく受け、転倒者が多く出てしまっていた。そんな状況の中、高橋は冷静にマシンのセットアップを進め、木曜日は午後に2分6秒312のタイムで2番手。金曜日はさらにタイムを詰め、2分6秒188で同じく2番手に付けた。 予選はA、B二組に分かれ、35分のタイムアタックが行われた。A組の高橋は2周目に2分7秒0に入れ、3周目に2分6秒119のウイークベストをマーク。セットアップのためにピットに戻ると、再びタイムアタック。5周目に2分6秒342、7周目2分6秒346、8周目2分6秒857、11周目にも2分6秒869と、安定して6秒台ラップ。この結果、2番グリッドから決勝はスタートすることとなった。
決勝
04月23日(日)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 高橋 巧 1

独走で開幕戦勝利!

決勝レースは200km、35周というセミ耐久で争われる。このため、ピットインが1回義務付けされる。チームは8耐の装備を持ち込み、スタッフもタイヤ交換、ガソリン給油といつもの8耐要員メンバーがピットに揃った。朝から綺麗に晴れ上がったが、気温が今一つ上がらず、路面温度も低め。そんな中、レースはル・マン式でスタートとなった。うまく飛び出した高橋は1コーナーに2番手で入る。直後のスプーンカーブで接触による転倒が起き、いきなりセーフティカーが入る波乱の展開となった。さらにトップグループの1台がセーフティカーランの中で転倒。結果的に4周という長めのセーフティカーランとなった。セーフティカーがコースを出てレースが再スタート。高橋はニューマシンの速さを生かし、1コーナーでトップに立つと、2分7秒台でラップ。全体的なペースが上がらず、後続が7秒後半から8秒台でラップするため、高橋は徐々に独走態勢に入っていく。20周目にトップでピットに入り、ガソリン給油とタイヤ交換を済ませ、そのままトップを快走。2位に13秒の大差を付け、開幕戦を優勝という最高の形で終えることとなった。この勝利は高橋にとって約3年ぶり、そしてハルク・プロにとって全日本80勝目を飾るものとなった。

TEAM COMMENT

本田重樹監督
いつものスプリントではなく、8耐というものを念頭に置いた200kmというスタイルのレースがJSB1000クラスの開幕戦となりました。今年の8耐に対してのシミュレーション的要素もあり、巧はまだ本調子のマシンではないながら、きちんとラップを重ねてレースで勝利することができました。久々の優勝で、これは我々にとってとても嬉しいことで、今後に弾みが付きます。その中で見付かった課題もたくさんあるので、今後はそれを一つ一つ消していき、次のレースでの結果、さらに夏の鈴鹿8耐でのより良い成果を求められればと思います。何はともあれ、今回は協力いただいている皆様のおかげで開幕戦優勝を飾ることができました。ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。
堀尾勇治チーフメカニック
やっとポディウムの真ん中に巧を立たせることができました。レース展開を考えると、決してやり切ったと言えるようなものではありませんでした。でも長いシーズン、そして鈴鹿8耐というものを考えると、一つずつ積み上げてきたものを出し切り、優勝できたことは大きなものだと感じています。去年まではストレートでライバルに付いていくのが精一杯だったのに、今年は逆に抜きにかかることもでき、それはホンダのやる気を感じるところだと思いますし、今後はそれを活かせる車体、タイヤのチョイスなどを含め、チャンピオンに肩を並べられるレベルにまで早く仕上げたいと思います。とは言え、このレースウイークにずっと2番手でそこに甘んじてしまっていた現実もありますし、この勝利はあくまでも進化の過程の中のもので、もっとやれよ、と神様が言ってプレゼントしてくれたものだと感じています。実力はまだまだ2位。早く強力なチャンピオンに肩を並べて正面から立ち向かえるよう日々努力していきたいと思います。
高橋 巧
レースウイーク中ずっとトップにいた中須賀克行さんがレースでは転倒でいなくなってしまい、単独で走ることにもなって、ペース的にも今一つのレベルだったので、勝てたのは嬉しいですけど複雑な気持ちです。予選までの感触であれば2分7秒台前半で走れると思っていたのですが、うまくマシンがまとめきれず、それも達成できず、自分としては苦しいレース展開となってしまいました。まだまらやらなければいけないことがたくさんあるので、それを次のレースに向けて一つ一つこなしていきたいと思います。
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