武蔵精密工業は「MuSASHi-RT HARC-PRO」のメインスポンサー企業です。チーム情報・レース開催情報・レース結果などを発信しています。
全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 02

鈴鹿サーキット(三重県)

  • 開催日04月20日() - 21日()
  • コース全長5.821Km

テストで自己ベストを更新

 4月20日・21日に三重県鈴鹿サーキットで、全日本ロードレース選手権第2戦NGKスパークプラグ杯鈴鹿2&4大会が行われた。このレースにMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから水野 涼が参戦した。

 開幕戦もてぎのレースの翌週には鈴鹿サーキットでメーカーテストが行われ、チームはこれに参加。今年型のマシンで初の鈴鹿走行となった水野はここで自己ベストタイムを更新し、良い流れでレースウイークを迎えることができた。

 第2戦は毎年恒例の四輪フォーミュラと同時開催の2&4スタイルでレースが行われる。4輪フォーミュラマシンは2輪と異なり、タイヤをラバーを路面に擦り付けて走ることから、2輪はこのラバーが付着することによる路面コンディションの変化に大きく影響を受ける。そのあたりの調整が、レース結果に大きく響くのだが、水野はやはりこれに手こずり、1週間前に出したタイムに及ばない2分7秒台のタイムで金曜日のART合同テストを終えることとなった。今回のレースウイークは開幕戦同様晴れマークが続き、雨の心配をせずにスケジュールを消化することができた。
予選
04月20日(土)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 水野 涼 6/5

予選でさらに自己ベスト更新

 翌日の土曜日は午前中に予選が行われ、午後に第1レース、さらに日曜日に第2レースというタイムスケジュールが今回は組まれている。
 前日のテストを踏まえ、チームは路面コンディションへの対策を施して予選に臨み、水野はやっと本来の走りのリズムを取り戻し、2分6秒から自己ベストを更新する2分5秒745と自身初の5秒台をマーク。この自己ベストが第1レースの、セカンドベストが第2レースのスターティンググリッドとなることから、第1レース6位、第2レース5位からスタートすることになった。
決勝
04月21日(日)
天候:晴れ路面状況:ドライ
  • JSB1000 水野 涼 8/4

第2レースは4位

 気温23度、路面温度43度(ともに手元計測)と暑さも感じさせるコンディションの中で第1レースがスタート。水野はまずまずの飛び出しで1周目6位、3周目には5位にアップ。さらに上位をねらおうとしたところでマシンにトラブルが発生してしまい、ペースダウン。それでもなんとかライディング面でこれをカバーする走りを見せ、完走して8位チェッカーとなった。チームはすぐに対策を施し、翌日朝のウォームアップ走行ではまだ路面温度が低い状況ながら、2'6.945と6秒台へ入れる速さを見せる。
 迎えた第2レースでは絶妙のスタートを切り、オープニングラップを3位でクリアすると、2周目には2位にポジションアップ。そのまま後続を従え、4周目まで2位のポジションでラップする速さを見せる。トップの高橋 巧選手は完全に独走態勢に持ち込み、水野はその後ろ5台での2位争いに加わる。5周目には一気にその集団の後ろとなる6位まで順位を落とすが、そこから着実にポジションを上げ、10周目5位、ラスト3ラップに4位へ。ラストラップの1コーナーでは3位に上がるがすぐ抜き返されテールtoノーズで最後のシケインへ。前に出るトライを見せた水野だが、抜けきれず、僅か0.045差で4位となった。

TEAM COMMENT

本田重樹監督
事前テストで自己ベストを更新した涼は予選でさらにタイムを上げ、良い感じでレース1に臨みました。スタートも良く、上位でレースが出来るところでしたが、2ラップ目から電気関係にトラブルが発生し、各制御がまったく効かない状態になり、コーナー進入のエンジンブレーキや立ち上がりのトラクションコントロールも不能になってしまいました。でもそんな中で粘り強く走り、8位でゴールしたのはチャンピオンシップポイントの上で今後につながります。レース2では前日のうっ憤を晴らす勢いが有り、一時、巧に続きワン・ツーの走りを見せました。巧は更にペースを上げて逃げたため、セカンドグループで2位争いをしたのは涼にとって今後のレースで自信につながると思います。結果的に最終のシケイン入り口ではじき出され表彰台を逃しましたが、トップグループを争えた事は収穫だったと思います。
堀尾勇治チーフメカニック
開幕戦もてぎで良い内容のレースをし、その流れのまま1週間前のテストで自己ベストも出し、このレースウイークとなりました。今回のレースは2&4ということで、四輪のタイヤの影響を受けて路面コンディションが大きく変わり、ウイーク初日はその対応に追われてしまいました。それでも予選ではしっかりと自己ベストをマークし、臨んだ第1レースではマシントラブルが出てしまい、苦しいレースを強いられてしまいました。でもその中でも走り切り、そうした本人の頑張りが第2レースで実を結んだのだと思います。自分の苦手な部分を絶妙なスタートでカバーし、そこは100点満点でしたね。でも最後のシケインで前に出られなかったのがマイナス10点で、今回は90点のレースでした。ぜひ次のSUGOでは表彰台に上り、鈴鹿8耐へ向けたテストでここ鈴鹿に戻ってきた時に、さらに成長した水野 涼になってほしいですね。鈴鹿8耐へ向けた成長のための良いステップは踏めていると思います。
水野 涼
先週のテストでは普通に走って2分6秒台が出ました。去年は一生懸命走っても7秒を切ることができなかったのですが、今年は走り始めから6秒台だったので、良い雰囲気でテストを終えられました。レースウイークに入ったら路面のフィーリングがまったく異なっていて、金曜日はそのアジャストで時間を費やしてしまいました。自分が作ってきたマシンを信じて路面への対応を考えたセットにしたところ、予選では自己ベストの5秒台にも入れられて、手応えを感じながら第1レースを迎えたのですが、そこでトラブルが出てしまいました。我慢を強いられて苦しかったです。トラブルがなければこれくらいは走れるんだ、というものを見せつけようと強い気持ちを持って第2レースは走りました。結果的には4位と表彰台にあと一歩でしたが、自分のいた集団の中では前の方でゴールできましたし、今年は開幕戦からずっと乗るごとに自分の成長を感じますし実際にタイムも短縮できているので、ここまでは良い流れで来ています。全日本初優勝もSUGOですし、去年の最高位もSUGOと相性もよいですから、次はぜひ表彰台獲得を果たしたいですね。
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