武蔵精密工業は「MuSASHi-RT HARC-PRO」のメインスポンサー企業です。チーム情報・レース開催情報・レース結果などを発信しています。
全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 04

筑波サーキット(茨城県)

  • 開催日06月22日() - 23日()
  • コース全長2.070Km

梅雨真っ只中での第4戦

 6月22日・23日に茨城県筑波サーキットで、全日本第4戦in筑波が開催された。このレースのJ-GP2クラスに、MuSASHi RT HARC-PRO.から名越哲平が参戦した。  またこのレースに向けて、6月12日・13日には事前テストが行われ、名越も参加。真夏日の中、2日間のテストが行われた。

 今回のレース開催は梅雨のタイミングであるだけに、前線の影響をどれくらい受けるのか気になるところだが、事前テストは前述のようにドライ。レースウイークも中期予報では曇りとされていたが、日が近付くに連れて雨の確率が上がり、予断を許さない状況となった。
予選
06月22日(土)
天候:曇り路面状況:ドライ
  • J-GP2 名越哲平 1/1

2レースともP.P.獲得!

 金曜日は曇り空の下で午前中の走行がスタート。ART合同テスト1本目はJ-GP2クラスで名越は57.591で3番手という走り出しとなった。午後には瞬間的に激しい雨が一瞬だけ降り、路面が乾いていく中での走行となった。そんな中、J-GP2クラスでは名越が57.413でトップとなり、テストから続く好調さをアピールした。

 今回のレースは2レース開催となり、土曜日の午後にレース1が、さらに日曜日にはレース2が行われる。J-GP2は今季は全7レースとされていることから、そのうちの約3分の1が今回のレースで消化される。シーズンの戦いという意味でも、良い流れの中で2レースを戦いところだ。

 土曜日も曇り空となり、午前中の予選はドライコンディションで行われた。名越は57.188のタイムでトップとなり、第1レースポールポジション。セカンドタイムで決まる第2レースのスターティンググリッドも、57.246のタイムでポールポジション獲得を果たした。
決勝
06月23日(日)
天候:曇り一時雨/曇り路面状況:ドライ〜ウエット/ドライ
  • J-GP2 名越哲平 2/1

第2レースで独走優勝!

土曜のお昼になって遂に雨が降り出してしまい、第1レースはウエットコンディションでの決勝となった。
 J-GP2クラスの第1レースは名越のチームメイトである榎戸育寛が絶妙なスタートを決めてホールショットを奪い、これに名越が付いていく展開となった。コンマ1秒から3秒といった僅差で2人のトップ争いが展開されたが、前を走る榎戸に対して中盤から名越は少しずつ離され、それぞれ単独走行となっての1-2フィニッシュとなった。

 日曜日も朝から曇り空で、いつ降ってもおかしくない状況だった。
 フリー走行はドライで行うことができ、J-GP2クラスの名越は57.356でトップ。
 J-GP2クラス第2レースはドライコンディションでスタート。名越がホールショットを奪い、レースをリードする。2周目に雨がパラパラと降り出すが本格的に降る気配はなく、トップの名越は2周目58.074、3周目57.855とタイムを上げていく。5周目にトップの座をライバルに奪われるが、名越は冷静にラップを重ね、10周目に再び先頭に出るとペースを上げて後続を引き離し、そのまま独走で優勝となった。

TEAM COMMENT

本田重樹監督
「J-GP2の第1レースは覚悟していた雨が実際に降ってしまいました。結果からするとチームで1−2となり、そういう意味では良かったのですが、セッティングの差があり、自分たちが施したセッティングを上手に使った榎戸が名越を少し上回り、それが順位となったレース1でした。名越は名越でセッティング的に厳しくなった部分をライディングでカバーして2位をキープ。その順位を維持してランキングトップを守ることができ、良い形でレース2に繋げられました。レース2は、ドライで自信を持っていた名越が思い通りのレースをし、食らいついてきたライバルを尻目に、アベレージも良かったですし、途中小雨が落ちてきましたが、それをものともせずに自分の走りを最後まで貫いた結果、優勝できたのは本人にとっても大きな自信になったと思います。」
堀尾勇治チーフメカニック
「J-GP2クラスは、2種類あるタイヤの内、名越含めたライバルは昨年のレースでかなり路面温度が上がって苦労させられたため、ハード方向のタイヤを選び、榎戸は幅のある方を選択しました。結果的にレースウイークはそこまで気温が上がらなかったことから、榎戸の選択したタイヤが使い方次第ではうまくまとめられる可能性がありました。実際に蓋を開けてみると、名越含めたライバルたちはハードタイヤでもライディングでそれをカバーし、アベレージは榎戸を上回っていました。そんな流れの中でレース1はウエットになり、チームメイトの榎戸が優勝。対して名越はそこで負けてしまったわけですが、ドライでは負けないとレース後に公言し、レース2ではそれを証明して見せました。100点満点ではありませんが、置かれた状況の中で良い戦いをしてくれたと思います。」
名越哲平
「事前テストは気温が高い中、ドライで走行することができましたし、内容的には充実したものでした。マシンと自分がマッチして良くなる方向だったので、レースウイークに入ってもその流れで作業を進めました。ただ、金曜日はドライで走れたのですが事前テストの時ほど路面温度は上がらず、そこは多少アジャストが必要となったのですが、ベースがしっかりできていたので、金曜日はトップタイムで終わることができました。土曜日の予選は金曜と同じコンディションだったのでコースレコードもねらったのですがコンマ1秒ほど届かずに終わりました。超えられなかったのは残念ですが、他のコースと比べるとレコード近くまでいけたので仕上がりの良さを確認することができました。レース1は急に雨になってしまい、それでも雨も得意なのでドライでもどちらでもいけると思ったのですが、うまく雨に合わせきれず、苦しいレースになってしまいました。でも翌日のレースも雨の可能性があるし、レース2に繋がる材料を見付けようとプッシュし、良い点、悪い点を見付けていきました。日曜日の朝フリーはどちらの天気に転んでも良いように、いつも以上に最初からプッシュ。2周目に58秒0、路面温度が低い状況でもベストが57.3まで出たので、落ち着いていけばいけるという手応えをそこでつかみました。途中雨が降ってきたりしてペースを上げにくい状況もありましたが、タイヤが温まってからは自分のペースに持っていくことができ、タイムも57.4まで出て、そのアベレージで走ることができ、終わってみれば独走に持ち込めたので、レースとしては良かったのかなと思います。」
PAGETOP