武蔵精密工業は「MuSASHi-RT HARC-PRO」のメインスポンサー企業です。チーム情報・レース開催情報・レース結果などを発信しています。
全日本ロードレース選手権

RACE REPORT

Round 08

岡山国際サーキット(岡山県)

  • 開催日09月29日() - 30日()
  • コース全長3.703Km

台風接近の中で開催された第8戦

9月29日・30日に岡山県岡山国際サーキットで全日本第8戦が開催されるはずだったが、30日は台風が岡山地方に接近する予報が出たため、29日の予選のみ行われ、決勝は全クラスキャンセルとされた。このレースに、MuSASHi RT HARC-PRO. HondaからJSB1000クラスに水野 涼、MuSASHi RT HARC-PRO. からJ-GP2クラスに名越哲平がそれぞれ参戦した。 1週間前に行われた事前テストはドライ、ウエット両方のコンディションで走行できたことはチームとして収穫だった。気になるのはレースウイークの天候で、21日にマリアナ諸島沖で発生した台風が、当初は中国大陸に向かって北上していたが、途中から進路を変え、ちょうど決勝日あたりに岡山を含む中国地方へ接近することが予想されていた。このためにエントラント、関係者全員が天気予報をチェックしながらのレースウイーク入りとなった。
予選
09月29日(土)
天候:雨路面状況:ウエット
  • JSB1000 水野 涼 15
  • J-GP2 名越哲平 4

雨の中での予選

金曜日のART合同テストは快晴。このコンディションの中、1本目を水野は1'30.045で9番手となり、2本目は1'29.690で11番手。名越は1本目が1'32.451で3番手、2本目1'32.048で5番手となった。 気になる天候だが、予報通り台風24号は中国地方に向かっており、決勝日となる30日早朝には接近する恐れがある。大会組織委員会からこの日の夕方、「本大会のスケジュールについて」という公式通知が出され、「土曜日はスケジュール通りの開催を予定。日曜日のスケジュールに関しては土曜日の午後に発表される天気予報を見て決定する」と発表があった。 土曜日は朝から雨が降り、台風の影響で時折強く降る状況となった。この日2番目の予選となったJ-GP2クラスでは名越が1'40.958で4番手となり、2列目のグリッドを獲得した。JSB1000クラスは今回ノックアウト方式が採られ、最初に35分間の予選が行われ、上位10名が次の15分間のQ2セッションに進むことができる。水野は1'39.741のタイムでQ1終盤を迎え、ピットインしてセッティング変更とタイヤ交換をしてラストアタックに向かおうと思ったところで赤旗中断。そのままセッションは終わりとなってしまい、15番手でQ2進出は果たせなかった。 結局、台風接近に伴い、日曜日の全決勝レースがキャンセルと発表され、予選結果に対してハーフポイントが与えられて第8戦は終了となった。
決勝
09月30日(日)
  • JSB1000 水野 涼 -
  • J-GP2 名越哲平 -

TEAM COMMENT

本田重樹総監督
「台風24号の影響で、決勝日の開催が危ぶまれた岡山国際大会。金曜日のART走行日は絶好のレース日和で、土日の悪天候は予想できないくらいでした。ハルク・プロチームのライダーも順調にセットを詰め、予選決勝にそなえました。明けて土曜日の予選。朝から風こそないものの、雨がコースを濡らし、時折激しく降る雨に、何度も赤旗中断がある状況でした。不安定な天候に主催者も頭を悩まし、何度も参加者とミーティングを重ねた結果、翌日の決勝は中止との判断を下し、MFJ規則に則り、予選結果の順位に対しハーフポイントを付与することで終了になりました。レースが行われなかったのは残念でしたが、参加者・観客の安全を優先した判断を受け入れる事としました。」
堀尾勇治チーフメカニック
「ドライでのセッティングをしっかり作っておかないと、コンディションが変わっていくような難しい状況ではライダーがなかなか思うように攻めていくことができません。水野、名越2人が正にそういう状況で、ある程度勢いのあるライダーは多少状況が思うようでなくても行ってしまいますが、まだ彼らはマシンのベースセッティングだったりの部分で、そうした走りができるところまでには至ることができていません。水野はウエットの中、最後のタイムアタックに入ろうとしたところで赤旗中断となり、結果的にそのまま終わってしまったので不完全燃焼な予選となってしまいました。J-GP2の名越は、前回のレース後にマシン的に少しアップデートしましたが、テストではうまく生かし切れず、レースウイークに入ってもその流れを変えることができませんでした。」
水野 涼
「ドライのテストでは5番手でしたし、良い雰囲気でレースウイーク入りすることができました。しかしテスト時の課題をクリアしようと金曜のART合同テストを走ったら今ひとつフィーリングが良くなくて、テストの状態に戻せばタイムを戻すことができるのは分かっていたのでさらに新たなトライを続けましたが、タイムを上げることができませんでした。ウエットに関してはテストから今ひとつ良いフィーリングが得られていなくて、それが結果として予選に出てしまいました。最後のアタックができなかったので不完全燃焼ではありますが、そこまでの流れを自分の方に持ってくることができていなかったので、その部分の組み立て方を変えるだけでももう少し結果を変えることはできたのかな、と思います。8耐の宿題もありますし、最終戦は今年の集大成として良いレースをしたいです。」
名越哲平
「テストではドライとウエット両方を走ることができたのは良かったのですが、レースウイークに入っての金曜日のドライの走行でも、比較的早く現状での限界点に来てしまって、もう少しタイムを詰めていけると思ったことが少しズレてしまいました。そういうこともあってドライでもっとやりたいことがありましたが、金曜日はそうしているうちに終わってしまい、予選はウエットになってしまいました。ウエットは今シーズン良いフィーリングで走れているので楽しみにしていたのですが、今ひとつ攻めきれず、4番手と決して悪い位置ではありませんが、勝ちをねらっている今の自分としては物足りない順位で終わってしまいました。自分に足りないものもしっかり認識できたレースウイークになったのでそこをしっかり克服し、成長していきたいと思います。」
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