全日本ロードレース選手権All Japan Road Race Championship

RACE REPORT

Round04

6/19Sat -6/20Sun

筑波サーキット(茨城県)

コース全長2.070Km

埜口、クラス初優勝

619日・20日に茨城県筑波サーキットで、全日本ロードレース選手権第4戦が開催された。今回のレースはJSB1000クラスが開催されず、その代わりに全クラスで2レースが行われる。このレースにMuSASHi RT HARC-PRO.からST600クラスに埜口遥希が参戦した。

69日・10日には公式の事前テストが行われた。チームは8日にもプライベートテストを組んだことから埜口は3日間のテストを行うことができた。連日夏日となる暑さの中でテストを行い、ドライのセットアップは順調に進んでいった。

レースウイーク初日となる金曜日のフリー走行も夏日の中で行われた。1本目に埜口は58.950A5番手スタートとなった。午後の2本目のセッションでは58.168とタイムを上げ、A組でのトップタイムをマークした。

6/19 Sat 予選 天候:雨 路面状況:ウェット

ST600

埜口遥希

Race1Q5 Race2F4

初のウェットながら好感触

翌土曜日は天気予報通り朝から雨となった。筑波サーキットにおけるウエットでの走行が初となる埜口は慎重に走行をスタート。途中、1回のピットインを挟んでトータル22ラップし、最終ラップに1'02.555をマークしてA4番手となった。

予選A組とB組では雨の降り方が異なると判断され、B組トップがポールポジション、2番手にA組トップと頭取りされ、埜口はレース18番グリッド、レース26番グリッドからスタートすることとなった。

土曜午後にレース1が行われた。雨脚は強まり、コース上を厚めの水膜が張る状態でレースはスタートした。埜口は序盤9位を走行。5周目に7位に上がり、8周目には6位に。さらに上位へのポジションアップをねらっていた12周目に転倒車両がコース上に残ってしまったため、赤旗中断。5周でのヒート2レースとなった。スタートでうまく飛び出した埜口は、オープニングラップを3位でクリア。そのままの位置をキープしたが、最終ラップにパスされ4位でゴールした。

6/20 Sun 決勝 天候:晴れ 路面状況:ドライ

ST600

埜口遥希

Race1Q6 Race2F1

トップでチェッカーを受ける

日曜日は朝7時前に雨が止み、そこから路面は乾いていくコンディションとなった。朝のウォームアップ走行時にはほぼドライとなり、埜口はこのセッションで8番手のタイムで終え決勝用セットアップを確認した。

一度スタートしたレース2だが、3周目に多重クラッシュが起きたことから赤旗中断となり、レース1に続いて仕切り直しとなった。20周でレースは再スタート。ここでも埜口はうまく飛び出し、序盤からトップグループに加わる。2周目に2番手に浮上し、10周目にはトップに立つと、安定してハイペースを維持。後続を徐々に引き離し、トップでチェッカーを受けた。

Team Comment

埜口遥希

事前テストから決して満足のいくものではありませんが、それぞれの状況の中で毎セッション、全力を尽くせたかなと思います。事前テストから頭一つ抜け出していたライダーが予選で転倒して後方グリッドだったり、その他のトップランカーもグリッドが後方だったりと、今回はいろいろとラッキーな面もありました。でも、コンディションが変わって周りが苦戦している中、自分たちがやってきたことがそこで力を発揮できたと思うので、その点に関しては今まで継続してきた積み重ねが結果を出してくれたのだと感じています。熾烈な戦いが常に展開されるクラスですし、自分としてもさらに成長すべき部分はたくさんあるので、チームとともに力を合わせてさらに進化していきたいと思います。

本田光太郎チームディレクター

久しぶりに筑波サーキットでの全日本開催ということで、埜口にとっては600のマシンで初めてこのコースを走ることになるため、ベースセットを作る作業を事前テストから行いその中での感触は良いものでした。本人的にはどう戦って勝つかという部分への取り組みができており、それをしっかり結果に繋げられたのは本人の自信にもなったと思うので、一段上のレベルに上がるためのステップになればいいなと思います。今回もたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。次の鈴鹿でもチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。